少し前のお話になるのですが、
日本防犯学校学長、梅本正行さんによる特別講話を聞く機会があり、
「住宅侵入犯罪に対しての防犯対策」についてお話を聞くことができました。
実際に起こった事件をもとに、どう防犯すればよいか具体的なお話がありました。
さまざまなお話のなかでも、印象にのこったのは施錠についてでした。
普段から気をつけていても、夜間にトイレのルーバー窓1つ閉め忘れただけで侵入されてしまったお話を聞いて、
施錠の習慣化と大切さについて改めて感じました。
また、犯人は家の下見に何度か来ています。
昼間歩いていても怪しまれないように作業員の着るような作業着だったり、会社員のスーツのような格好が多いそうです。
3歩ほど歩いて後ろを振り返ったりしている普段見かけない人がいたり、
見かけない車が止まっていたりした場合や、敷地内に不審な人物が出入りしている場合は、
躊躇わず警察に相談することで、被害を未然に防ぐことができると教えていただきました。
玄関までの距離があるお宅などは、インターフォンを玄関でなく門扉などに設置することも大切だと聞き、
新築や家の修繕をされるお客様にご提案できたらと思いました。
これから年末年始に向けてお出かけする機会が増えたり、
いつも見かけない方とすれ違う機会も増えると思います。
より一層の防犯対策を心がけて、皆さまどうか無事に年末年始をお過ごしください。